■ ID | 168 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | Concentration of Wood Preservatives in Construction Waste Woods |
■ 著者 | Y. Kurata
埼玉県環境科学国際センター Y. Watanabe 埼玉県環境科学国際センター Y. Ono 埼玉県環境科学国際センター K. Kawamura 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | |
■ 出版年 | 2001 |
■ 誌名・巻・号・年 | The 10th Pacific Basin Conference on Hazardous Waste, pp.394-399, 6-7 December, 2001 |
■ 抄録・要旨 | 埼玉県内の廃木材チップ化施設で製造された木材チップについてその排出源と用途、さらにチップに含まれていた木材防腐剤及び防蟻剤についてその濃度を調べた。
1988年に製造された木材チップの73.3%は建設解体工事で発生するもので、その他は型枠や工場からの廃パレットであった。チップの用途は燃料用(55.9%)が多く、その他として、製紙用(26.5%)、ボード用(14.6%)等であった。
1988年及び1998〜99年の両時期に含まれる防腐剤等はPCP及びクロルデン類であり、濃度と検出率とも同程度で推移した。これら薬剤の使用量と使用時期から、PCPは2005〜10年には濃度が低下し、クロルデン類については2011年まで濃度が急速に上昇し、その後に低下すると考えられた。ドリン剤は1998〜99年にはほとんど検出されず、今後排出される廃木材には検出されないと考えられた。 |
■ キーワード | Waste wood, Wood preservative, Organochlorine pesticides, PCP |
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